これまでの取り組み実績
・途絶えていた木庭作(こばさく)の復活(実施作業方法などの掘り起こし)。
・2011年より、となりの田ノ浜地区での米のブランド化やオーナー制度準備とともに、20a 程度の斜面地にて木庭作の復活・イベント実施。
・獣害対策などによる木庭作地での蕎麦の栽培安定化
・日大インターンや対馬市実践塾の受け入れ
・ツシマヤマネコのリアルタイムカメラや赤外線カメラでの観察
・2018年度より、木庭作の活動を自立させるためのサポーター制度開始
取り組み目標
2018年度からは、風土産業としての木庭作の実施を目標とします。同時に木庭作地にかかる環境負荷を減らすために半分の面積は利用せず、数年ごとの切り替えを行います。
先述の課題を受けて、新たに試みる活動は次の4つです。
①対馬市との環境教育利用
・木庭作作業の風土産業教育プログラム化
・地元住民との交流
②木庭作サポーター制度
・島内外住民への木庭作文化とヤマネコ保全の情報発信
・蕎麦送付、イベント実施など
・風土保全の取り組みへの支援
・木庭作地にオーナー名の掲示
③地元企業との連携、サポーター制度構築
・対馬の風土産業としての木庭作文化復興を地元企業のCSRとして活用
・風土及びヤマネコ保全への取り組みへの支援
・木庭作蕎麦の製品への利用
・木庭作地にサポータ企業名の掲示
④対馬野生生物保護センターとの連携
・ヤマネコ観察方法、風土産業教育などでの連携